― 私の作品について ― 私は1990年代からニューヨークで、度々個展やグループ展を開催するようになり、外で作品を発表することにより、故郷柳川をより意識し始めました。 自分の原点に返り、現在の作品題材は、主に故郷柳川の自然をテーマに油彩による現代の絵画の可能性を追求しています。 幼い時の町並みの記憶や空気、水、土、風、光、植物などの感触、それらが色彩とフォルムになり心象表現として抽象化しイメージが画面に再現されます。 人間の欲求・感情や営みは、現代に生きる人間でも根源的には変わりません。 |